応急手当キットにおけるオピオイド拮抗薬の設置義務

2026年6月10日より施行、ニューヨーク州において、職場に応急手当キットの設置が義務付けられている事業者は、そのキットにオピオイド拮抗薬(ナロキソン/Narcan®など)を含める必要があります。
この要件は、ニューヨーク州内のほぼすべてのレストラン、バー、ナイトクラブ、その他ホスピタリティ関連ビジネスに適用されます。

■ オピオイド拮抗薬とは?

オピオイド拮抗薬とは、オピオイドの過剰摂取(オーバードーズ)の影響を迅速に逆転させることができる薬です。
ナロキソンは、オピオイドにより呼吸が遅くなった、または停止した人の呼吸を回復させる働きがあります。

■ 新しい法律に対応するために事業者が行うべきこと
事業所にOSHAで義務付けられている応急手当キットが設置されていることを確認する
応急手当キットに**オピオイド拮抗薬(例:ナロキソンの鼻腔スプレー)**を追加する
製造元の指示に従って適切に保管する
有効期限を管理し、必要に応じて交換する
管理者が保管場所と使用方法を把握しているようにする

緊急時に善意でナロキソンを投与した従業員は、一般的にニューヨーク州の**善きサマリア人法(Good Samaritan Law)**により保護されます。ご不明点がある場合は、法律顧問へのご相談をお勧めします。

無料のトレーニング、ガイダンス、ナロキソンの入手に関する情報は、ニューヨーク市および地域の保健当局から提供されています。詳細はこちらの該当機関の案内をご確認ください。
また、応急手当キットを購入している業者に問い合わせることも可能です。

本法律に確実に対応できるよう、早めの準備をお勧めします。

OSHAの応急手当要件についてご質問がある場合は、法律または安全管理の専門家にご相談ください。